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マイクロソフト トレインシミュレータ フライトシムで知られる3Dシミュレータの大御所から「発車オーライ!」
マイクロソフト トレインシミュレータ
マイクロソフト
オープンプライス(今夏発売予定)
03-5454-2300
http://www.microsoft.com/japan/


Printable Version 2001年6月9日

マイクロソフトの3Dシミュレータといえば、長年の歴史と実績を誇る「マイクロソフト フライトシミュレータ」シリーズが有名だ。2000年のE3でこのシリーズの新ジャンルを発表したと聞いて「いったいなにがテーマかな?」とワクワクしていたが、なんとビックリ「鉄道」! その名もズバリ、「マイクロソフト トレインシミュレータ」である。もちろんワールドワイドで発売されるのだから、鉄道の人気が高いのは日本だけでないということなのだろう。スバラシイ!

フル3Dグラフィックスの機関車で運転手になろう!

マイクロソフト トレインシミュレータ
チュートリアルでは、3種類の機関車の運転方法の基礎を解説する。どれも発車までのプロセスの解説なのでちょっと物足りない。ブレーキのかけ方から停止までも解説してほしいところ。
 ゲームの内容は、その名が示すとおり列車を運転するゲームである。「列車」と言っても、短編成の客車、膨大な量の貨物を運ぶための長編成の貨物輸送列車、ビジネス輸送が目的の高速運行列車、蒸気機関車など、その種類はさまざま。さらに動力車の種類や運行目的により操作方法や操作時に重点を置くポイントが異なるので、車両ごとに違ったプレイが要求される。


フライングスコッツマン
蒸気機関車チュートリアルでのフライングスコッツマンの運転方法を受講中。えーと、炉とボイラーがでかくて前がまったく見えない! 視点切り替え&キーボード操作が必須だ。
 もちろん、(元)本職の人でもない限り列車を運転した経験を持つ人は皆無であるから(「電車でGO!」や音楽館の「Train Simulator」:通称トレシムなどのゲームで運転した人は多いかもしれないが)、本作には各種操作に慣れるためのチュートリアルが用意されている。ここでは電気機関車、ディーゼル機関車、蒸気機関車の操作方法について学ぶことができる。ただし、チュートリアルの解説は必要最低限なものにとどまっているため、計器の詳しい読み方や知識などについてはオンラインヘルプを参照する必要がある。操作すべき機器が多くて慣れるまでかなり大変なのだが、キー操作の一覧や各路線の信号、標識の早見表などが用意されたクイックリファレンスカードがパッケージに同梱されるので、操作方法で戸惑うことはないだろう。



運行アクティビティ
運行アクティビティは各路線に10個前後が用意されており、難易度はやはり「やさしい」が多い。好き勝手に走りたいときはここでフリー走行を選択する。
 当たり前の話だが、鉄道は車や飛行機と違って自由気ままに運転すればいいものではない。運行表に合わせ、かつ乗客や貨物の安全性を考えて制御する必要がある。本作では、さまざまなシチュエーションを再現したシナリオ「運行アクティビティ」が用意されている。その内容も「フリー走行」「ダイヤどおりに安全に運転する」といったごくスタンダードなものから、「悪天候の中を多くの貨車を牽引してロッキー山脈を越える」「わずかな燃料がなくなる前に目的地に到着させる」「雪の保線作業による速度制限を考慮しつつ、ダイヤどおりに列車を運行させる」などやり応えのある(スリリングな)物まで多彩だ。なお、運行アクテビィティや運転席のレイアウトはユーザー自身が独自のデータを作成でき、ほかのユーザーへ配布することも可能となっている。


エディタ
トレインシミュレータ本体とは別に運転席、運行アクティビティ、路線(!)、路線地形(!!)が作成できるエディタが付属している。本体だけではまだまだ物足りない人向けのツール。
 シミュレータにとってリアリティは重要な要素。登場する車両の特性はすべて現実の鉄道会社の協力の下で精確に再現され、サウンドはすべて実際の車両から録音した音を使用している。貨車を牽引したときの“きしむ音”や蒸気機関車の“甲高い蒸気音”、線路の結合部を通ったときの「ガタンゴトン」という音など、なかなかリアルに再現されているのでうるさがたの“鉄”な貴方も安心してほしい。



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