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RADEON VE GeForce2 MXに対して、コストパフォーマンスで真っ向勝負
RADEON VE
ATIテクノロジーズジャパン
オープンプライス
03-5275-2241
http://www.ati.com/jp/pages/


Printable Version 2001年3月17日

1枚で2画面表示可能
DVI-I→アナログRGB変換コネクタ付属

プロパティ画面
こちらはWindows Meでのデュアルディスプレイ表示のプロパティ画面。セカンダリモニタをTVとCRTにいつでも切り替えられる。

 しかし、ビジネスなどに使うなら、RADEON VEの2画面出力機能がキラリと輝きだす。RADEON VEはRAMDACを2つ、デジタル液晶に接続するTMDSトランスミッタを1つ内蔵し、さらに外部TMDSトランスミッタを接続すること(デジタル液晶2画面への表示)も可能だ。RADEON VEがGeForce2 MXのライバルと言ったのも、この点が大きな要因なのだ。GeForce2 MXも2画面出力に対応しているが、こちらはRAMDACを別途カード上に用意する必要があり、さらに表示できる解像度も最大800×600ドットに制限されている。その点、RADEON VEのパッケージにはDVI-I→アナログRGB(D-sub15ピン)の変換コネクタを付属し、プライマリとセカンダリモニタに1880×1400ドット/フルカラー表示が可能だ。



DVI-I→RGB変換コネクタ
RADEON VEに付属するDVI-IからRGB端子に変換するコネクタ。
TV出力の設定画面
TV出力の設定画面。フリッカ除去や輪郭補正などが用意されているが、さすがに1024×768ドットではアイコンの下の小さな文字がつぶれてしまい見づらくなる。

 もちろん、従来からTV出力に力を入れているATIだけに、TV画面にも最大1024×768ドット/フルカラー表示が可能で、デジタル/アナログ液晶、CRTモニタ、TVとセカンダリモニタに多様な選択肢があるのも嬉しい。ちなみに、同時に表示できるのはこのうち2つのみだが、出力先はディスプレイのプロパティでWindowsの動作中に切り替えられる。さすがに、1024×768ドットのTV表示は文字のにじみもあって大きな画像(たとえばプレゼン資料など)を表示するといった用途に限定されるが、従来G450 DHの独壇場とされてきた“1枚のビデオカードで2画面出力”を可能にするRADEON VEはビジネスユーザーにとっても注目の存在だ(ただし、G450 DHのDVD Max=オーバーレイ画面のみTVやモニタにフルスクリーン表示する機能は持っていない)。



Windows 2000でのデュアル表示
現在のドライバでもWindows 2000でのデュアル表示はできるものの、98やMeとは使い勝手が異なる。2画面表示を行うには、まずCRTケーブルを接続し、次に画面のプロパティの詳細にある「複数モニタ」タブでモニタ2をオンに変更。
Windows 2000でのデュアル表示
それから解像度と縦横の並びを決める。どうやら、1600×2400や3200×1200といった縦長、横長のスクリーンを2つの画面に分割表示しているようで、2画面とも同じサイズしか選べない。

 また、2画面表示を便利にするユーティリティソフトとして「HydraVision」が添付されている。これは、

  • 最大9つの仮想デスクトップを切り替え、アプリやウィンドウの表示切り替えが可能
  • ウィンドウの右上にある最小化ボタンの左隣に“プライマリ画面で最大化”“プライマリとセカンダリにまたがって最大化”を1クリックで切り替えられる独自ボタンを追加
  • 上記機能のショートカットボタンを設定

などの機能が追加される。メニューは日本語化されており使い方も簡単なので、初心者でも簡単に使えるだろう。

 RADEON VEの価格はオープンプライスだが、実売1万5000円前後から売られている。ゲームばかりじゃなく、仕事にも使えるビデオカードを、という向きにはぜひ候補に加えていただきたい。

HydraVision
画面表示ユーティリティ「HydraVision」の設定ダイアログ。HydraVisionは、最大9つの画面を(デスクトップアイコンは共通だが、開いているアプリ、ダイアログボックスなどを画面ごとに)切り替えて表示できる。具体的には、切り替えた後の別画面にはタスクバーにもアプリが残らないので、手順を示す連続した画面撮影などにも便利だ。
HydraVision
仮想デスクトップで、表示するアプリやウィンドウを切り替えるのは、アイコンをドラッグしてタブに落とすだけ。すごく簡単。ウィンドウの右上には、最大化を2段階に切り替えるボタンが追加される。
HydraVision
HydraVisionを使ったメリットを見せるわかりやすい例。通常2枚のビデオカードを使った場合、ウィンドウの最大化を行っても1画面分しか表示されない。画面をまたぐ場合には、ウィンドウ表示にして枠をマウスでドラッグする必要があった。
HydraVision
しかし、HydraVisionなら新たに追加されたボタン(最小化の左隣)を押すだけで自動的に隣接する画面をまたいだ最大表示になる、というわけ。
製品名 RADEON VE
メーカー名 ATIテクノロジーズジャパン(株)
ビデオチップ RADEON VE
ビデオメモリ 32MB DDR SDRAM
最大解像度 2048×1536ドット/フルカラー/75Hz
価格 オープンプライス
対応OS Windows 98/Me/NT4.0/2000
URL http://www.ati.com/jp/pages/jp_index.html
問い合わせ先 03-5275-2241

(佐久間)


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