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■製品レビュー
(PC本体)
B5ノート


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FMV-BIBLO MF6/55R ますます身近になったCD-RW内蔵B5ファイルサイズノート
FMV-BIBLO MF6/55R
富士通
オープンプライス
0120-89-4321
http://www.fmworld.net/


Printable Version 2001年2月7日

NECと覇を競うように、多岐に渡るラインナップを揃える「FMV-DESKPOWER/BIBLO」ブランドの富士通。ノートPC「FMV-BIBLOシリーズ」の2001年春モデルには、CD-RWドライブを内蔵するB5サブノート「MF」と、A4オールインワンの「NE」の二枚看板を揃い踏みさせた。ここでは、CD-RW内蔵B5ファイルサイズノートの低価格モデル「MF6/55R」をレビューする。

富士通のB5サブノートはDVDモデルをやめてCD-RWドライブ内蔵に一本化

CD-RWドライブ内蔵のB5ファイルサイズノート、「MF6/55R」。左サイドのCD-RWドライブを内蔵するベイは、添付のウェイトセイバーやオプションのDVD-ROMドライブなどに交換可能。

 MFシリーズの前モデルは、Mobile PentiumIII-600MHz搭載の上位モデルがCD-RWドライブを、Mobile Celeron-550MHz搭載の普及モデルがDVD-ROMドライブをそれぞれ内蔵していたが、2001年春モデルとして発表された「MF6シリーズ」では、CPUこそ変わっていないものの、普及モデルでもCD-RWドライブ内蔵となった。

 今回紹介する「MF6/55R」は、低価格モデルなので、CPUはMobile Celeron-550MHz、メモリ64MB標準搭載と、上位モデル「MF6/600R」のMobile PentiumIII-600MHz、メモリ128MBに比べてスペックは若干控えめになっている(HDDはどちらも20GB)。とはいえ、Mobile Celeron-550MHz搭載マシンなら、よほど重い処理(デジタルビデオの編集、加工など)を行わない限りは、そうそう力不足を感じることはない。より快適に使おうとするなら、購入時にはメモリを128MBに増やすのがお勧めだ。MF6のメモリは、SO-DIMMスロット1基に最初から64MB DIMMモジュールが装着されているため、メモリを増やすにはこれを交換する必要がある。メモリの増設(交換)は、背面のネジ2本を外せば簡単に行えるが、細かい作業に自信のない方や初心者は購入時にショップで相談してみるといいだろう。



付属品の一部。USB外付けFDD(起動可能)とUSB接続の携帯電話アダプタが添付している。マニュアルがひもでとじてあるのは、細かいながら嬉しい配慮だ。これで、“今まさに必要な一冊”だけが見つからない、といった苦しみを味わわないで済む。

 液晶は12.1インチTFTで、1024×768ドット/フルカラー表示が可能だ。ビデオチップにATIのRAGE Mobility-M(PCI接続/メモリ4MB)を搭載し、背面のRGB端子で外部モニタと接続すれば2画面表示が可能。さらに、S-VIDEO端子も備えており、最大1024×768ドットのPC画面をTVに表示できる。ただし、3D機能に関してはあまり高くは望めず、編集部で使用しているDirect3Dベンチマークテストプログラム「3DMark 2000 V1.1」は実行できなかった(動作に必要な3D描画APIが未サポートのため)。
 左サイドに内蔵するCD-RWドライブは、書き込み8倍速/書き換え4倍速/読み出し24倍速というスペックで、ライティングソフトに「Easy CD Creator」、パケットライトソフトに「DirectCD」(いずれもアダプテック製)をプリインストールしている。最近のライティングソフトは、ウィザード形式の簡単インターフェイスが採用されているので、初めてでも迷うことなくオリジナルの音楽CDやデータCD-R/RWが作成できるだろう。



富士通オリジナルのバッテリ管理ツール「BATTERYAID」。東芝やソニーなど、他社の管理ツールに比べると設定項目は少なめ。

 MFのスペックで興味深いのが、標準で容量の大きなバッテリ(3100mAh)を搭載している点だ。さらに、富士通オリジナルのバッテリ管理ユーティリティ「BATTERYAID」を搭載し、バッテリ駆動時の液晶の輝度やCPUクロック、HDDの電力制御などのメニューを用意している(代わりに、IntelのSpeedStepテクノロジは初期状態でOFFになっている)。液晶の輝度調整は8段階あるが、CPUは最高速と低速(412MHz)の2種類で、低速にしても極端に操作が遅くなる印象はない。
 実際、編集部でのバッテリランダウンテスト(WordとExcelを絶え間なく動かしつづける)では、1時間29分の連続駆動を確認した。現実にはこれほど絶え間なく使うことはまずないので、ちょっとした外出先での作業でも、フル充電していれば困ることはないだろう。

 価格はオープンプライスで、店頭での予想実売価格は24万円前後。左サイドに内蔵するCD-RWドライブは、用途に応じてDVD-ROMドライブ、PCカードスロット、増設バッテリ(いずれもオプション)、およびウェイトセイバー(標準添付)に変更が可能だ。ウェイトセイバーにすると、重さは2kgを切って、約1.7kgとなる。その日のビジネスシーンや目的に応じて、装備を柔軟に切り換えられる多目的指向のサブノートだ。




仮想CD-ROMソフトをプリインストールしているノートPCは珍しくないが、MF6/55Rでは「ゼンリン電子地図帳 ZIII for FUJITSU(CD-ROM版)」を最初から組み込んである。

左、右側面と背面。右側面にオーディオ、USB、DVなどの各種端子がずらりと並び、背面はすっきりしている。背面の中央左寄りにある、スリットの上のスライドバーは主電源スイッチ。使ってみて気づいたのだが、意外にファンの風切り音が大きい。BIBLOのA4ノートよりも高い音で響く。

MF6/55Rのキーボードとポインティングデバイス(タッチパッド)。左右ボタンの中央にある台形は、上下のスクロールボタン。キートップは主要なキーが等間隔に配置されており、サブノートとしては使いやすいものだ。

本体裏面の各種カバーを外したところ。BIBLOのサブノートでは、熱が直接伝わらないようにするためか、底面の一部に起毛タイプの保護シートが貼られている。
CPU Mobile Celeron-550MHz
メモリ 64MB
液晶 12.1インチTFT
解像度 1024×768ドット/フルカラー
HDD 20GB
CD-RW R8倍速/RW4倍速/CD20倍速
通信 モデム
サイズ 288(W)×225(D)×24.5〜30.5(H)mm
重量 約2.0kg
OS Windows Millennium Edition
オフィスアプリ Office 2000 Personal(SR-1)

(佐久間)



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