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■製品レビュー
(ソフトウェア)
CD/DVDライティングソフト


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HOLON Hyper DVD Author (ホロン) (2005年1月31日)
DVD Workshop2 Professional (ユーリードシステムズ) (2004年12月24日)
CD革命/Virtual Pro Ver.8 (アーク情報システム) (2004年6月21日)
nero6 (プロジー (エッジ) ) (2003年12月16日)
Ulead DVD MovieWriter Advance (ユーリードシステムズ) (2003年12月15日)
CloneDVD/DVD Copy (PRO-G (エッジ) /インタービデオジャパン) (2003年11月12日)
DaViDeo2 Plus ! with DivX Pro (ホロン) (2003年9月28日)
WinDVD Recorder (インタービデオジャパン) (2003年9月12日)
Easy CD&DVD Creator 6 (ロキシオ・ジャパン) (2003年9月6日)
驚速DVDビデオレコーダー (ソースネクスト) (2003年7月3日)
DigiOnAuthor2 for DVD/neoDVDplus 4.0/DVD MovieWriter 2.0 (デジオン/長瀬産業/ユーリードシステムズ) (2003年4月17日)
BlindWrite Suite 4J (ピーアンドエー) (2003年1月23日)
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DVDit! SE (ソニック・ソルーションズ) (2002年12月21日)

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HOLON Hyper DVD Author HDDに増え続けるテレビ番組を一括変換 16時間を1枚のDVDにぎゅっと凝縮するツール
HOLON Hyper DVD Author
ホロン
1万290円
03-5282-5101
http://www.holonsoft.co.jp/


Printable Version 月刊アスキー月刊アスキー 2004年8月号
2005年1月31日


最長16時間のTV番組を
1枚のDVDにきっちり収録

「HOLON Hyper DVD Author」
画面1 10ステップのウィザード形式で進む手順。ソースファイルを選択して再生順序を決めたら、クロップやカット編集、チャプタ設定を行なう。ソースの解像度やビットレートが異なっていても1枚のDVDに書き込める。

 HDDにTV番組を録り貯めていると、いつの間にか残り容量が少なくなり、新しい録画のために未見の番組を泣く泣く削除する羽目になることがある。「HOLON Hyper DVD Author」は、視聴が録画に追いつかないTVマニアのためのDVDオーサリングツールだ。

 その機能は、「独自技術を使って長時間の映像をDVD1枚のサイズに変換する」という一点に集約される。MPEG-2などの動画ファイルをコンパクトに再変換するいわゆる「トランスコード」は、DVDバックアップツールでトレンドになっている機能だが、同ソフトでは徹底したダウンサイジングによってDVD1枚に最長16時間のコンテンツを収録することが可能で、同社では特に「ハイパートランスコード方式」と呼んでいる。

 ところで、トランスコードはソースファイルを単純に低ビットレートのMPEG-2へ再圧縮しているわけではない。MPEGは効率よく映像を圧縮するためにGOP(Group Of Picture)という最小単位の集合で構成されているが、この特性を利用している。MPEGのGOPは、1枚絵として完結している「Iピクチャ」、Iピクチャから動きのあった差分の情報を持つ「Pピクチャ」、両者を滑らかにつなぐため過去(Iピクチャ)と未来(Pピクチャ)のフレームから予測して差分を抽出する「Bピクチャ」の3種類のフレームで構成されている。1GOPは通常15フレーム前後からなり、約0.5秒に相当する。

 トランスコードは1GOPのフレーム数を数倍に拡大し(Hyper DVD Authorでは60フレーム)、I/Pピクチャ数とGOP総数の削減を行なう。また、1GOP中に最も多く含まれるBピクチャの中には、省いても再生する上で影響の小さいデータも存在する。こうしたBピクチャも削除対象だ。さらにGOPには、解像度やアスペクト比、ビットレートなどの情報を持つヘッダが埋め込まれている。このヘッダ情報の一部も削除される。

トランスコードのテスト画面、その1
トランスコードのテスト画面、その2
画面2、3 トランスコードの結果はDVDに直接書き込めるが、ファイル出力も可能だ。なお、ビデオ・モードで「Hyper DVD」形式を選ぶとハイパートランスコードが行なわれ、最長16時間までなら1枚のDVDに収録できる。

 このほか、ハイパートランスコードは8時間以上の映像に対しては解像度を352×240ドットへと下げ、音声データはリニアPCMやドルビーデジタルであっても強制的にMPEG Audioに変換する。またDVDメニューのデザインをシンプルにして、余分なデータを割かないよう配慮している。

 Hyper DVD Authorはこういった煩雑な仕組みをユーザーに意識させないよう、ウィザード形式を採用している。ソースファイルを選んで再生順序を決め、トリミング(クロップ)とカット編集、チャプタ指定を済ませたらあとはファイル出力(またはDVD書込み)を実行するだけだ。ファイル出力には「VIDEO_TS」形式と「UDI」形式の2種類があり、前者はDVD-Videoの内部構造そのままの出力で、後者はUDFフォーマットで1ファイルにイメージ化したもの。最近のDVDライティングソフトなら、どちらの形式でも問題なく利用できるだろう。

 実際に平均4.5Mbpsの30分番組を16回分トランスコードしてみたが(352×240ドット/平均900kbps)、確かに輪郭周辺のざらつきや水面などでのブロックノイズは見られるが、映像は意外なほど見られるレベルで、テロップや字幕スーパーも読み取れる。保存版には甘すぎる画質だが、1ライブラリとして残すには十分といえる。なお、平均10Mbps超の2時間ドラマ(7.3GB)をトランスコードした際の所要時間は約3時間。外出時や夜中などに仕掛けておくといいだろう。

●テスト環境
CPU
Pentium 4-2.53GHz
チップセット
Intel 845PE
メモリ
512MB
OS
Windows XP


「Hyper DVD Author DX」のパッケージ
写真 統合環境“NTI CD&DVD-Maker”をカップリングした「Hyper DVD Author DX」のパッケージ。

 ちなみに本製品には、ビデオ編集やWave波形編集、データバックアップなどの統合環境“NTI CD&DVD-Maker」をカップリングした「Hyper DVD Author DX」(1万3440円)もラインナップされている。TV録画とライブラリ化を充実させたいなら、DX版が好適だ。

HOLON HyperDVD Authorの主なスペック
製品名 HOLON HyperDVD Author
入力フォーマット AVI、MPEG-1/MPEG-2、WMV、DivX
出力フォーマット DVD-Video、HyperDVD
対応OS Windows 2000/XP

(松本 俊哉)



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