月刊アスキー 2002年10月号 2002年11月7日
プレビューしてから
動画のダウンロードが可能
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画面1 「ラクラク ADSL」のメイン画面。 |
ソースネクストから、ブロードバンド環境での動画、音声ファイルダウンロード支援ソフト「ラクラクADSL」が発売された。ラクラクADSLの機能は大きく分けて2つ。まずひとつは、Webサイトからリンクされている動画や音楽ファイルなどをダウンロードする機能だ。ネットからファイルをダウンロードする場合、1〜3個のファイルならばブラウザの機能を使えば事足りる。しかし、多数のファイルを一気にダウンロードするにはブラウザの機能では手間も時間もかかる。こういった状況でラクラクADSLは大きなパワーを発揮する。
ラクラクADSLをインストールすると、ブラウザ上での右クリックメニューに項目が追加される。ダウンロードしたいファイルのリンク上で右クリックした場合には“高速ダウンロード”が表示され、これを選択すれば対象ファイルが自動でダウンロードされる。
ブラウザ画面の空白スペースで右クリックした場合には“選択後高速ダウンロード”と“プレビュー後高速ダウンロード”が表示される(画面2)。選択後高速ダウンロードをクリックすると、そのページ上でダウンロードできるファイルの一覧が表示されるので、自分のほしいファイルをチェックしOKを押せばダウンロードが開始される。これだけでも簡単に作業がとり行えるが、秀逸なのは“プレビュー後高速ダウンロード”。これを選択した場合、そのページ上でダウンロードできるファイルの一覧が表示されるのは同じだが、動画ファイルなら、その最初の数秒間を自動再生してプレビューできるようになっている(画面3)。ダウンロードする前にファイルの内容をチェックできるので、無駄なダウンロードをしなくてもすむというわけだ。
ラクラクADSLのもうひとつの機能は、ダウンロードしたファイルの管理機能だ。この機能の大きな特徴は、サムネイル表示とプレビュー。サムネイル表示は静止画はもちろん、動画に対しても行われる。動画の場合は、内容を数コマのダイジェストにして、つまり動画としてサムネイル表示される。そのファイルが動画なのか静止画なのかも一目でわかるというわけだ。また、プレビューも同一ウィンドウ上で表示されるので、いちいちプレーヤーを立ち上げる手間と時間が省ける。実際に再生する場合も、動画ファイルや音楽ファイルをダブルクリックするだけで再生が開始される。
集めたファイルは、ライブラリとして登録しておくこともできる。登録は簡単で、HDD検索をかければHDD内にある対象ファイルすべてを自動で検出してくれる。さらにそれぞれのファイルがどういったファイルなのかを自動で判別し、MPEG、AVI、MP3などジャンルごとに振り分けてくれる。これで、以前ダウンロードしたファイルの保存場所がわからない、といったよくあるミスも回避できる。
残念な点としては、対応ブラウザがIE5.0以上に限られるということ。NetscapeやOperaなどのブラウザには対応していない。またRealMediaなど、プレビューやサムネイル表示に非対応なファイルフォーマットも存在する。とはいえ、動画や音声ファイルの収集が好きなユーザーにとっては、なかなか有効な武器になるソフトということは確か。ブロードバンドを導入しているなら手に入れておいても損はないソフトだ。
| ラクラクADSLの主なスペック |
| 製品名 |
ラクラクADSL |
| OS |
Windows 98/Me/2000/XP |
| メモリ |
Windows 98:32MB以上(64MB以上を推奨)
Windows Me/2000:64MB以上
Windows XP:64MB以上(128MB以上を推奨) |
| HDD |
25MB以上 |
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(中山 智)
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