「ドライバーレベルでのPDF作成技術を持つ企業は、
世界でも数えるほどしかない!!」
画像ファイルのみならAdobe AcrobatなしでもPDFファイルを作成(アプリケーションデータは別途PDF Driverが必要)できる「イーピーウェア」。これを開発したのは岐阜県大垣市に本社を持つ(株)クセロという会社だ。その代表取締役社長の森 真一氏に開発の背景などを聞いた。
[編集部] 開発の経緯について教えてください。
[森氏] イーピーウェアの開発は当初、プレビューしながらのページ編集やオリジナル文書の編集など、Adobe Acrobatの機能を補完するところから始まった。ドキュメント管理ソフトはいくつか出ているが、イーピーウェアはPDFで出力するため読み込み環境を選ばないのが特徴。スキャンイメージからのPDF作成は独自のアルゴリズムで実現しているが、ドライバーレベルでPDFを作成する技術を持つ企業は世界でも数社しかない。
[編集部] どういうユーザーに使ってほしいソフトですか?
[森氏] ペーパーレス時代が叫ばれて久しいが、現実には一向にオフィスの紙は減らず、情報は日々増えていく。それらをきちんと電子化して管理すればオリジナルの紙は必要ないはず。キーワード設定やOCRとの連携による検索機能を使えば、目的の文書も楽に探せるし、写真の検索も可能だ。手元の書類をとにかくスキャンしてHDDに溜め込んでしまえば、いちいち整理しなくても必要な文書を欲しいときに見つけ出せる。ビジネスアプリで作った文書も同様で、とにかくPDFにして収納しておけばいい。特に、スキャナを持っているけど活用できていないユーザーに訴えたいですね。
[編集部] 将来のバージョンアップ予定についてお教えください。
[森氏] 次期バージョンでは、タイムスタンプ機能を取り入れて作成日時を確定するなど、電子政府が求める法整備に対応していく。そのためにアドオン機能で追加・拡張できるように設計してある。また、現在は日本語版と英語版のみだが、次はフランス語やドイツ語版も予定している
とのこと。日本発のドキュメント管理ソフトが世界進出を果たす。森氏の視線の先には、大いなる野望が描かれているようだ。