第2回 達人に聞く“モバイル”実践レポート
忙しいからこそ、活用したい! PHSと無線LANをビジネスに生かす
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2005年7月5日
画期的な料金設定で要注目のデータ通信サービスの『bモバイル・アワーズ』と『bモバイル・ワン』。その特徴に関しては、前回の記事でも詳しく触れた。では、そのサービスは具体的にどう活用できるのか?
外資系IT関連企業の技術マーケティング担当者として、社外では検証作業やプレゼン、社内では会議中の通信手段として積極的にPHSや無線LANを活用している青木浩朗氏、“モバイル”関連情報に詳しいフリーライターの八島伸之氏にお話をうかがった。
PHSは顧客の満足度を高めるために重要なアイテム
お話を伺った人:
バックボーン・ソフトウエア
青木浩朗氏
[青木]
営業先ではノートパソコンでプレゼンテーションを行なうわけですが、その際にもPHSが活躍する場面は非常に多いですね。製品に対する知識はなるべく深く持つようにしていますが、込み入った質問を受けた場合には確認が必要になるケースも出てきます。製品に関する重要な情報はサイトに集約されているので、自社のウェブサイトにアクセスして情報を入手すれば、仕事を持ち帰らずに済みます。その場で答えられるということは、顧客の満足度を高めるために重要なことです。
プレゼンの際には、自社のサイトをカタログ代わりに使用することもある。FAQ情報などを外出先から参照することも多いという。
PHSは社内モバイルにも有効活用しています
PHSは屋外(社外)で利用するものというイメージが強いが実際には、社内で有効活用できる場面も多いと青木さんは言う。
[青木]
IT系企業なのに“意外”と思うかもしれませんが、社内には無線LANが導入されていません。
とはいえ、会社のデスクだけで仕事が完結するわけではない。そこでPHSが活躍するのだという。
[青木]
会議室でのミーティングや応接室での接客時にPHSを活用することは多いですね。無線で社内LANに直接アクセスすることができなくても、PHSがあれば公衆回線からVPNを経由して社内のリソース(メールサーバーやファイルサーバーなど)にアクセスできます。この場合はしっかりとした認証を行なうなど、セキュリティーにも配慮した接続方法になるので問題がありません。
社内の会議では、PHSカードを差したノートパソコンがずらりと並ぶという。
[青木]
あとは昼休みにネットオークションをのぞいたりするために使ったりもしています。最近は社内のネット利用がうるさくなってきています。業務以外の利用を禁止している会社も珍しくないと思いますが、業務とプライベートをきっちりと分けるという意味でもPHSは有効だと思いますね。会議中に関係のないサイトを見ていることもあるのですが、これは内緒です(笑)。
便利な公衆無線LANをもっと使いたい
bモバイルのサービスを知った際に青木さんが興味を持ったのは、無線LANだったという。
[青木]
都内では無線LANが使える場所が増えてきているので、機会があれば積極的に活用したいと思っています。最近ではウェブサイト上のコンテンツもリッチになってきているので、回線が速いに超したことはないですよね。ストレージのバックアップソフトを提供している関係で、ソフトウェアのパッチがメールで送られてくることもあります。うちのパッチはほかのベンダーに比べて軽い(ファイルサイズが小さい)ほうだとは思いますが、それでも数MBはありますから。
高速な転送速度が実現できる無線LANは便利なサービスだが、アクセス可能な場所を見つけるのに骨が折れることが多いという。bモバイルのパッケージには、利用可能なアクセスポイントのリストをまとめた“b-SPOTリスト”が付属している。
[青木]
これは便利だと感じました。無線LANスポットはまだまだ特定の飲食店やホテル、駅などが中心ですが、もっと増えてほしいと思っています。個人的には出張で使う新幹線で常時接続できればベストですが、それは難しいかもしれません。でも新幹線のホーム上で無線LANがサポートされている場合は多いので、駅に停止している際に車内からアクセスして、メールなどを取ってくるといった使い方はしたいですね。無線LANは高速なので、停止時間が仮に数分間でもテキスト情報ぐらいは取ってこれますから。
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