【現地ルポ】『A5502K』に連れられて関西出張――移動距離128km/日、機能フル活用で見知らぬ土地を行く
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2004年2月2日
ASCII24編集部に配属されて6年になるが、何度取材に行っても辿り着けない会社が、実はいくつかある。例えば、都心の営団地下鉄銀座線・虎ノ門駅から徒歩10分程度の場所あるA社は、3回訪ねて3回とも道に迷って遅刻。広報部に電話で声のナビゲーションをしてもらったことさえある。
今回の企画は、そんな方向音痴の編集者が、auの携帯電話『A5502K』(※1)と歩行者用GPSナビゲーションシステム“EZナビウォーク”を、知らない土地で、足を使って実験するというもの。京都・大阪・兵庫に点在する携帯電話関連企業や携帯電話ショップ、お世話になっているライター諸氏に新年の挨拶を行なった。カバンに入れたのは、A5502K、ACアダプター、デジカメ、訪問先の名刺、財布だけで、訪問先は1ヵ所を除いて一度も行ったことがない場所なのだが、万が一に備えた地図(紙)は持ち歩かない。電車と徒歩の移動が中心のビジネスマンや、散歩や旅行をこよなく愛する諸氏の参考になれば幸いである。
※1 地域によって発売日が異なる
本日のスケジュール
JR京都→企業1訪問(京都市伏見区)→ライター1と昼食(“ミナミ”(※2)界隈、詳細は当日決定)→企業2訪問(大阪市中央区)→大阪城観光→ショップ1訪問(吹田市上山手町)→ライター2と夕食(兵庫県芦屋市)→JR新大阪
EZナビウォークは合計6回、移動時に使用した(上記の“→”マークに相当。ただし、芦屋-JR新大阪間は使用せず)。
※2 “ミナミ”とは、地下鉄なんば駅周辺のこと。対する“キタ”はJR大阪駅周辺
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始まりは京都 QRコードで滑り出しは好調
1件目の訪問先は京都市伏見区竹田にある、携帯電話メーカー。新幹線“のぞみ”103号でJR京都駅に9時46分に着くと、小走りで近鉄京都駅に向かい、メーカーの最寄駅である竹田駅へ。その後、EZナビウォークを使いながら竹田駅からセカセカ歩いて20分、無事目的地についた。
――と、やけに手際がいいが、それには訳がある。前日、訪問先の名刺にプリントされた2次元バーコード『QRコード』をA5502K内蔵のカメラで読み込み、QRコードに埋め込まれていた氏名や電話番号等の情報を登録。EZナビウォークでは、法人は電話番号を入力するだけで自動的に住所が検索されるので(一部を除く)、当日は、その電話番号をもとにルートを検索するだけでOKなのだ。
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名刺からQRコードを読み取り中。これは前日の仕事 |
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竹田駅付近。中央の人型アイコンが現在地。地図データは、だいたい500m四方単位で配信される |
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油小路通りを進む。地図上の青いマークは、GPSによる位置測位が行なわれたポイント |
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目的地に到着! |
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「ここにおるで」の現在地メールで大阪へ
10時50分、竹田駅に戻った頃、ミナミ界隈で昼食をともにする予定の関西在住のライターから「ここにおるで」というタイトルの“現在地メール”が届いた。現在地メールに記されているURLをクリックすると、“法善寺”にいるという。「早くルート調べて! 間に合わない!!」モデル兼タイムキーパーに急かされて、竹田駅から法善寺まで、どの電車を乗り継いで、どの道を歩けばいいか、EZナビウォークの“トータルナビ”で検索し、電車に飛び乗った。
電子コンパスで難関(!?)をクリア
EZナビウォークが示した、竹田駅から向かった場合の法善寺の最寄駅は、大阪市営地下鉄堺筋線の日本橋駅。この出張初の地下鉄の駅だが、方向音痴にとって、これはちょっとした難関である。地下鉄の地上出口でグルグル地図を回した経験はないだろうか? 駅の地下通路から地上に出たとたん、自分がどの方向を向いているのか、混乱してしまうためだ。
EZナビウォーク対応の携帯電話は数機種出ているが、A5502Kだけが『電子コンパス』を搭載している。電子コンパスはON/OFFの設定が可能で、ONにすると、A5502Kを向けている方向=自分が向いている方向が、画面の上にくる。ほかのEZナビウォーク対応携帯電話の場合、地図は常に北向きなので、自分の向いている方向と地図の方向をあわせようと思ったら、西や東に目的地がある場合は携帯電話を横に構え、南にある場合は携帯電話を上下逆さに構え、角を曲がったらまた回転させる必要がある。A5502Kはその点が面倒くさくないし、見た目にもスマートだ。
とりあえずスケジュールも詰まっていることだし、先を急がねばなるまいと、A5502Kを握る手にも自然に力が入る。そして、A5502Kとトータルナビが指示するとおり2番口の階段を上り(2つ前の背景がグリーンの写真参照)、地上で自分の方向と地図が示すルートを確認しつつナビゲーションを頼りに進むと……、前置きが長いわりに何ともあっさり法善寺に着いたのであった。
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【A5502Kで撮影】屋外/ノーマルモードで水掛け不動を撮影(640×480ドット、原寸ママ)。この後、ライターと名物の『夫婦善哉(めおとぜんざい)』を食べる |
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【A5502Kで撮影】屋外/ノーマルモードで道頓堀の戎橋から看板を撮影(640×480ドット、原寸ママ)。今宮戎神社(大阪市浪速区)の祭“十日戎”の日で、写真にはたまたま写っていないが、縁起物の笹を持っている人をよく見かけた |
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写真を撮りすぎてmini SDメモリーカードの残り容量が少なくなったので、mini SDメモリーカードを売っている現在地周辺のショップを検索。EZナビウォークの“スポット検索”メニューで“電器/パソコン”店と進み、候補を物色 |
約束の時間に間に合わない!!
そうこうしているうちに、次の訪問先の予定時刻が迫っていた。EZナビウォークで検索したところ、タクシーなら13分、1780円で着くという(それでも8分遅刻)。電気屋の前の交差点でタクシーを広い、訪問先の企業その2に向かったところ、料金はEZナビウォークの指示よりも80円安い、1700円だった。ちなみにこの検索結果の金額はあくまで目安であり、後日編集部から自宅まで同じことをした際は、検索結果よりも数百円高いケースもあった。
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タクシーなら13分、1780円で着くという |
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目的地まで1700円で着いた |
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