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第3回 ギガフロップス
コンテンツクリエイターの結束で実現したギガコード

Printable Version 2001年4月12日

ギガフロップスの数多くのサービスのなかで、一般ユーザーに最もなじみのあるのが、この「ギガコード」だ。
コンテンツ紹介の雑誌や書籍などに掲載されているギガコードを「ギガコード」のサイト に入力すれば、ジャンプすることができる。

iモード勝手サイトの面倒なURL入力を6桁の数字入力に置き換えた「ギガコード」といえば、知らない人はいないはず。携帯電話コンテンツクリエーターのためのメーリングリスト『ギガヘルツ』から生まれたアイデアを形にしたものが「ギガコード」だ。6桁の数字をボックスに入力すると目的のサイトにジャンプすることができる部分と、そのコードとURLを対照するコード体系からなる。現在、サイトの登録数は約24000。
このメーリングリスト『ギガヘルツ』や「ギガコード」を作った会社がギガフロップス株式会社だ。今回はその中村社長とコンテンツ企画室の井島室長にお話を伺った。

ギガフロップス株式会社
代表取締役 中村 陸 氏
ギガフロップス株式会社
コンテンツ企画室長 井島 剛志 氏

[編集部] この業界に入られたきっかけと、今までの御社の歴史をかいつまんでもらえますか?

[中村氏] iモード発売のときすぐこれを買い求め、その当時ケータイに足りない機能を作ってみました。カレンダーとか待ち受け画面でした。
そういうソフトをつくっているうち、通信キャリアからは情報がでてこないこと、すなわち情報不足を実感し、クリエイターの組織化、情報交換する場を作ろうと思ったのです。これが、コンテンツクリエイターが集うメーリングリスト「ギガヘルツ」の発端となりました。
また、iモードサイトに通し番号をふってURL入力を省くことを思いつきました。これがギガコードの始まりです。
これは、ユーザーにとって便利なものを作ろうという観点からスタートしました。
そうこうしていると、おもしろいコンテンツを作っている人から、自分のコンテンツを売ってほしい、クリエーターは作るだけに徹したい、誰かに自分のコンテンツを営業してもらいたい、などといった声が出てきました。
我々は、公式サイトと一般サイトの両方を見てきましたし、ユーザーが利用する側の視点からも、コンテンツ制作の立場からも、客観的に見るができるので、クリエイターからの要望に応じて、サイトのコンサルティングをすることになったのです。
具体的にはしかるべきクリエーターを紹介したり、表示のしかたやコンテンツの流れなど改良するよう指導したり、実際動作チェックまでして、最終チェックを行うなどしています。


[編集部] 売れるケータイコンテンツはどのようなものですか?

[井島氏] 我々は5つの視点でサイトを見ています。

1つは、情報量
2つめは、そこに驚き、発見があること
3つめは、インターフェイス
つまり、ユーザーにとって使いやすいものであるかどうかです。


4つめは、モバイルならではという要素があるか
どこでも、出先にいて役立ったり、サイトを利用することに意義があるものという意味と、パソコンのインターネットとの違いがあるかどうか。
5つめは、インタラクティブ性、ユーザーの意見を取り入れているか


[編集部] 現状のコンテンツ業界をどうみていますか

[中村氏] 今、ケータイのコンテンツへの参入はゴールドラッシュ的に見えます。ケータイのコンテンツの敷居は低い。だから、とりあえずやってみようという人が多い。
結果として、参入が激しい。
その割には、ビジネスとしてお金をもらうということに対して意識は低いと思います。また、アイデアがおもしろくても、それがうまくいくとは限りません。


その点、私たちは持っているノウハウがあり、実際、ユーザーの立場として使ってみると、そのサイトがいいものかどうかはすぐわかります。また、見せ方ひとつでも大きくイメージが変わります。
さらに、JAVAなど新しい技術が投入されているので、その技術にも対応していかねばなりません。
この点、私たちのノウハウを活かしたサイトのコンサルティングは意義があるものと考えています。


[編集部] コンテンツクリエイターがつまづいたときに本当に頼りになる、駆け込み寺というわけですね。益々のご発展をお祈りします。ありがとうございました。


(森山 静/編集部 木暮祐一)


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