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KDDI、BREW搭載のカメラ搭載携帯電話『A5304T』を発表

Printable Version 2003年1月30日

KDDI(株)と沖縄セルラー(株)は29日、第3世代携帯電話“CDMA2000 1x”に携帯電話向けアプリケーションプラットフォーム“BREW(Binary Runtime Environment for Wireless、ブリュー)”を順次導入し、その第一弾の端末として『A5304T』を2月下旬に発売する予定と発表した。

法人市場の開拓に注力

BREWは、米クアルコム社が開発したCDMA携帯電話機用に開発したアプリケーションプラットフォーム。クアルコムが提供する、BREW環境上で動作するアプリケーションの開発キット(SDK)は、C/C++を開発言語として採用しており、特別な言語を学習する必要がない。

KDDIは、BREW導入によって、中国・韓国などでBREWを採用する携帯電話事業者と共通プラットフォームを構築し(後述)、高品質なアプリケーションを迅速に相互に紹介できるという。

『BREW Business Profile』提供イメージ
『BREW Business Profile』提供イメージ

また、これまで個人市場を中心に発展してきた携帯電話だが、BREW導入によって企業の業務システムと携帯電話を連携した“モバイル・ソリューション”が実現し、法人市場を本格的に開拓できるという。これを支えるBREWの特徴として同社は、

  1. アプリケーションのダウンロードにより携帯電話機をカスタマイズできること
  2. KDDIがセキュリティを確保するため、アプリケーションが携帯電話機のハードウェア(電話機内蔵のデータベース等)にまでアクセスできること
  3. “EZwebゲートウェイ”を経由せずに自由な手順で通信が可能となること

を挙げている。携帯電話向けGPS機能などと組み合わせたアプリケーションを開発することにより、設備監視、ルートセールス、運行・集配管理、医療関連など、業務用途に応じた“モバイル・ソリューション”が実現できるという。また、日本アイ・ビー・エム(株)が、営業支援向けBREWミドルウェアサービス『BREW Business Profile』を、2003年春にサービス開始予定と発表された。



個人向けBREWアプリケーション
亜細亜電脳遊戯DXより(C)エディア
亜細亜電脳遊戯DXより

KDDIは、『A5304T』の発売にあわせて提供する個人向けBREWアプリケーションとして、KDDIおよびサードパーティーのサービスを発表した。BREWアプリケーションは、韓国で提供されているBREWアプリケーションをダウンロードできる“亜細亜電脳遊戯DX(提供:株式会社エディア)”など、7ジャンル21のEZwebサイトで配信される予定。BREWアプリケーションの利用料金は、月額300円+各コンテンツの情報料(無料〜月額315円程度。ダウンロード課金形式のサービスもある)。パケット通信料は、1パケットあたり0.27円。



日・韓・中のBREWによる共通プラットフォームの構築

KDDIは、第3世代携帯電話での採用を発表するとともに、韓国KTF社、中国聯合通信社、米クアルコム社と共に、“BREW Operator Working Group(仮称)”を発足したと発表した。同ワーキンググループは、日・韓・中を中心に、BREWによる共通プラットフォームの構築と、それによるBREW採用キャリアの拡大、サービス向上を目的に、通信事業者ごとのBREW仕様の確認や各種情報交換、BREWへの要望のフィードバックなどを行っていく予定。KDDIが事務局を担当する。




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