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NTTドコモ、FOMAとPDCのデュアル携帯電話『N2701』を公開――2051シリーズ購入者の約80%がFOMA新規ユーザー

Printable Version 2003年3月14日

(株)NTTドコモは14日、開発中のFOMA端末『N2701』を報道関係者に公開した。『N2701』はFOMAとPDCの両システムに対応し、自動もしくは手動で切り替えることにより、両サービスエリアで利用できる。

同社は2002年7月から、FOMAサービス契約者向けに、FOMAとPDCの両サービスエリアで利用できるという“デュアルネットワークサービス”を提供しているが、これを利用するには、FOMA端末とPDC端末を持つ必要があった。『N2701』は、この“デュアルネットワークサービス”を1台で利用できる。

N2701
N2701
『N2701』のピンクとブルー(左から)。仕様やカラー等は、変更の可能性がある
N2701
“MULTI”ボタンを長く押すと、FOMAとPDCのネットワーク切り替えメニューが表示される。ユーザーが選択できるのは、(1)自動(端末側でFOMAかPDCか最適な方を自動選択)、(2)FOMA(固定)、(3)mova(PDC固定)
N2701
FOMAとPDCのどちらを利用しているかは、液晶ディスプレーの上部に表示される

『N2701』は、ツインカメラ(外側31万画素CMOSカメラ/内側10万画素CMOSカメラ)と“ニューロポインター”を搭載するなど、外観は『FOMA N2051』に似ているが、『N2051』と異なりPDC用の外部アンテナが搭載されている。また、『N2051』にはなかった簡易フラッシュを、外側と内側の両方に装備する。電子メールやiモード関連機能は『N2051』と同等で、内蔵カメラで撮影した動画を電子メールに添付して送信できるサービス“iモーションメール”にも対応する。本体の容量は112ccで、重量は130g。連続待ち受け時間は静止時200時間、移動時150時間。連続通話時間は120分。なお、発売時期、価格等は一切未定という。

N2701
『N2701』と販売中の『N2051』(左から)
N2701
『N2071』はPDC用の外部アンテナが搭載されているほか、“FOMA”のロゴがエンボス加工されている
N2701
『N2071』は、『N2051』と同じく“ニューロポインター”を搭載する。ボタンを指でグリグリ動かしながら、カーソルを360度方向へ移動させてメニューの選択が行なえる


2051シリーズ購入者の約80%がFOMA新規ユーザー

同社は、2002年1月に『N2051』と『F2051』を発売したが、このFOMA2051シリーズの販売数に関する資料を会場で配布した。

それによると、FOMA2051シリーズの販売数は3月12日現在約8万台で、1日平均の純増数は昨年の約10倍という。また、2051シリーズの購入者の80%が新規のFOMAユーザーで、従来機のユーザーと比較するとパケット通信量が約2倍という。

FOMA累計契約数
FOMA累計契約数(ドコモの配布資料より)

一方、FOMAの人口カバー率は、現在約90%という。FOMAの基地局は、2003年2月末現在で約5800局設置されているが、2003年3月末までに約6100局にまで増やし、人口カバー率は91%を達成する予定だ。2003年度(2003年4月〜2004年3月)は、年度末までに人口カバー率が97%以上になるよう、約5500局の基地局を新たに設置するという。これが実現すると、基地局の数は合計で約1万1600局になる。

また、屋内基地局施設は現在約140施設しかないが、「3次元的なエリア拡大を積極的に推進(ドコモ)」すべく、2003年度に新たに約1400施設以上を設置する。これが実現すると、屋内基地局施設は合計で約1600施設になる。さらに屋内基地局については、2003年夏に小規模の屋内基地局を置くなど、バリエーションを充実させるという。

FOMAのサービス開始後経過年数でみる、屋外エリアガバレッジの推移
FOMAのサービス開始後経過年数でみる、屋外エリアガバレッジの推移(ドコモの配布資料より)
FOMAのサービス開始後経過年数でみる、屋内基地局設置施設数の推移
FOMAのサービス開始後経過年数でみる、屋内基地局設置施設数の推移(ドコモの配布資料より)

(携帯24編集部)




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