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【ビジネスシヨウTOKYO2004 Vol.3】ボーダフォン、夏モデル5機種を披露

Printable Version 2004年05月12日

“ビジネスシヨウTOKYO2004”の初日である11日に、ボーダフォン(株)は、展示会場で10日に発表した夏モデル携帯電話5機種と新機能について説明した。夏モデルのラインナップはシャープ(株)製造の『V602SH』、(株)東芝製造の『V601T』、三菱電機(株)製造の『V401D』、三洋電気(株)製造の『V401SA』、シャープ(株)製造の『V402SH』で、すべてPDC方式。 いずれも開発中のもので、現在明らかになっている仕様はこちらの記事を参照してほしい。

ボーダフォンのステージ
ボーダフォンのステージより。コンパニオンの5人が発表さればかりの5機種を手にしている

開発コンセプトは「多彩なバリーエーション」

ターミナルマネジメント部の森 一幸氏は、5機種の開発コンセプトについて「多彩なバリエーション」と端的に述べ、ユーザーの幅広いニーズに応え るべく幅広いラインナップを用意したと説明。同コンセプトを採用した背景としては「携帯電話は自分を表現するツールになっている」と話し、今回の新機種は、「斬新な機構と毎日の生活を楽しくする多彩な新機能を搭載している」と自信を見せた。また、春モデルは1つの機能に特化した“尖った”機種が多かったが、夏モデルは万人に向けた外観・仕様でまとめたという。

森 一幸氏
新機種について説明するボーダフォン ターミナルマネジメント部の森 一幸氏
ポジショニングマップ
夏モデルおよび春モデルのポジショニングマップ

夏モデルの機能面での特徴として森氏は、“マルチメディア”“ミュージック”“デザイン”の3点を挙げた。“マルチメディア”は、テレビ視聴対応のV402SHとFMラジオチューナー内蔵のV401SA、“ミュージック”はV602SHとV601Tが体現しているという。V602SHとV601Tは、第2世代携帯電話として初の“着うた”対応機種で、両機種ともにカラオケ機能“ケータイカラオケV-Kara”に対応する。また、V602SHはSDメモリーカードに記録したオーディオファイルが再生できる“ミュージックプレイヤー機能”を搭載する。“デザイン”の面では、先日発表されたコンセプトデザイン群の1つで、デジタルカメラとケータイの使用感を融合させたという“Digi-K Style”をもとに、“Swivel Style(スウィーベルスタイル)”が設計された。Swivel Styleは、V602SHやV402SHで採用されており、液晶パネル部が背面側に180度回転し、液晶パネル部を反転した状態でボディをたためば、メインディスプレーで画像を確認しながらカメラ撮影ができる。また、V602SHでは、光学2倍ズームレンズを搭載している。

続いて、同社のプログラムマネジメント部の星川智哉氏が、ケータイカラオケV-Kara、動画画像にイラストを重ねる“ムービー変装”、“高速3Dゲーム”という3つの新サービス/機能について説明した。

星川智哉氏
ボーダフォン プログラムマネジメント部の星川智哉氏
V602SH、V601Tで実現する新サービスのイメージ
V602SH、V601Tで実現する新サービスのイメージ
ムービー変装の概要
ムービー変装の概要
高速3Dゲームの概要
高速3Dゲームの概要

ケータイカラオケV-karaは携帯電話でカラオケができる機能。携帯電話にダウンロードした楽曲ファイルを再生すると、画面に静止画と歌詞が表示され、曲によってはバイブレーションでリズムがとれる。

ムービー変装は、動画を撮影する時に、被写体にメガネや帽子などのイラストを重ねて、あたかも変装したかのように見せられるというもの。モーションキャプチャー技術“Virtual Accessory Engine”によって、画面内で顔が動いたり、角度が変わっても、被写体の動きに追随してイラストが変化するという。イラストは、“Disney-i”や“機動戦士ガンダム”といった専用サイトからダウンロードできる予定。

高速3Dゲームは、同社製端末向けのJavaアプリケーションの新仕様“256KアプリVer.2”に準拠するもので、データ記憶領域にメモリーカードを利用することも可能。高速3Dゲームは、(株)東芝の高速グラフィックスアクセラレーター『T4G』チップと、(株)エイチアイとバンダイネットワークス(株)のソフトウェア3Dポリゴンエンジン『Mascot Capsule Ver.4』を搭載によって実現する。また付属ケーブルを使って、携帯電話をテレビに接続して大画面でゲームを遊ぶこともできる。



ブースで開発中の実機を展示

ブースではV402SH以外は実機が用意され、試作段階ではあるものの、実際に来場者が触って操作感を確かめられる状態となっていた。

ケータイカラオケV-Karaのコーナーでは、V602SHやV601Tを使って実際にカラオケが体験できた。FMラジオチューナー内蔵携帯電話のV401SAは、FM放送の聴取も可能。鉄骨やコンクリートで囲まれた東京ビッグサイトの建物内では、残念ながらノイズが若干混じるような状態であったものの、FMラジオとして十分な性能を持っていることを示した。そのほかV401Dのタッチパッド“コントロールパッド”も実際に試すことができた。

V602SH
ヒンジ部にカメラを組み込んだV602SH
V401T
テレビ放送の受信に対応したV401T
V401SA
新鮮な色合いとなったV401SA(クラブカーキー)。FMラジオ放送が視聴できる
ケータイカラオケV-Kara
携帯電話本体をマイク代わりに熱唱できるケータイカラオケV-Karaコーナー。もちろん来場者が唄うことも可能。スタッフがタンバリンで盛り上げてくれる
ムービー変装のデモ
ムービー変装のデモでは、パソコンで動作をエミュレート。顔のパーツを認識し、メガネやネクタイなどのイラストが被写体の動きに追随する
402SH
今回、モックアップでのみの展示となってしまったV402SH
コントロールパッド
コントロールパッドは側面の白い部分。指で上下になぞるだけでスクロールなどの動作が行なえる


(永島和夫)




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