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NTTドコモ、無線LANによるIP電話とFOMAの複合端末『N900iL』を発売

Printable Version 2004年11月15日

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は15日、無線LANとIP電話に対応したFOMA端末『N900iL』を全国の法人向け営業チャネルを通じて16日に発売すると発表した。なお、企業向けのIP内線電話システム“PASSAGE DUPLE(パッセージ・デュプレ)”の一部として販売されるため、単体では購入できない。


『N900iL』(本体カラー:シルバー)

『N900iL』は、今年7月に開発を発表していた製品。FOMA携帯電話としての音声通話/データ通信のほか、IEEE 802.11bによる無線LANで企業内のIPネットワークに接続し、SIP(Session Initiation Protocol)によるIP電話機能を使った内線通話が可能となる。また、無線LAN機能を使ってイントラネット上のウェブサイトの閲覧も可能。

このほかの無線LANを利用時の機能としては、簡単なメッセージのやりとりができる“インスタントメッセージ”機能や、“会議中”“外出中”などの自分の状態を電話をかけてきた相手に現在の状態を通知する“プレゼンス”機能などを装備する。

外観や基本的な仕様はベースとなった『N900i』に近いが、“iアプリDX”“赤外線リモコン”“キャラ電”には対応していない。メモリーカードはminiSDカード。カメラは有効約100万/記録約200万画素のCCDカメラを外側に搭載し、テレビ電話用の内側カメラとして、有効約11万/記録約10万画素のCCDカメラを搭載する。メインディスプレーは2.2インチQVGA(240×320ドット/6万5536色)の全透過TFT液晶パネル、サブディスプレーは0.96インチ(30×120ドット/4096色)の半透過STN液晶パネルをそれぞれ搭載。

待ち受け時はFOMAのみ/無線LANのみ/FOMA+無線LANの3方式が選択可能。開発発表当初よりもFOMAでの待受時間が延長され、FOMA利用時の静止状態で約350時間、移動状態では約270時間。無線LANとFOMAの両面待ち受け時で約150時間、無線LANのみの場合は約230時間となる。連続通話時間はFOMA利用時が約140分、無線LAN利用時のIP通話で約160分となる。

本体サイズは幅48×奥行き27×高さ102mmで、重さは約120g。カラーは“シルバー”の1色のみが用意される。

(永島和夫)




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