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KDDI、携帯電話『G'zOne TYPE-R』を発表――4年ぶりに復活した耐水/耐衝撃ケータイ!!

Printable Version 2005年5月26日

from ASCII24

KDDI(株)と沖縄セルラー電話(株)は26日、“au”の第3世代携帯電話サービス“CDMA 1X”に対応し、耐水・耐衝撃性能を備えた携帯電話『G'zOne TYPE-R(ジーズワン タイプアール)』を発表した。製造はカシオ計算機(株)。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は1万5000円前後。発売は7月下旬を予定している。

G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R。左から“レッドゾーン”“グリーンフラッグ”“ブラックマーク”。ブラックマークとは、乾いた道路に残るタイヤ痕のこと
本体のデザインは、レーシングバイクのタンクなどをモチーフとしたという
本体のデザインは、レーシングバイクのタンクなどをモチーフとしたという(KDDI DESIGNING STUDIOで撮影)
充電器は端末,のイメージにあわせたボルト型
充電器は端末のイメージにあわせたボルト型


Revolution、Racing、そしてRevival!!

au商品企画本部プロダクト統括部プロジェクトマネージメントグループ プロダクトマネージャー本田 進氏
au商品企画本部プロダクト統括部プロジェクトマネージメントグループ プロダクトマネージャー本田 進氏。プレゼンテーションの最中ずっと水中に浸けていたG'zOne TYPE-Rから発信するというデモンストレーションも行なわれた

G'z Oneシリーズは、国内初の耐水・耐衝撃性能を備えた携帯電話として開発され、cdmaOne方式の『C303CA』(2000年2月発売)に始まり、2001年8月発売の『C452CA』まで立て続けにストレート形状の4機種が発売された。しかし市場で二つ折り形状の端末が全盛となり、C452CAを最後に、店頭から一時姿を消した。しかし耐水・耐衝撃携帯電話に対しては根強い支持があり、新機種の開発に至ったという。

G'zOne TYPE-Rの“R”は、携帯電話の新ジャンルを創造する革命児的存在を目指すという意味合いの“Revolution”、デザインテーマである“Racing”から採られたもの。さらに、4年間のブランクを経て商品化したという“Revival”という「開発者の思い」も込められていると、au商品企画本部プロダクト統括部プロジェクトマネージメントグループ プロダクトマネージャー本田 進氏は紹介した。



歴代5機種。左からC303CA、C311CA、G'zOne TYPE-R、C409CA、C452CA
歴代5機種。左からC303CA、C311CA、G'zOne TYPE-R、C409CA、C452CA

“タフ”さの秘密

今回発表されたG'zOne TYPE-Rは、2年前に描かれたコンセプトデザインの1つを元にして製品化された機種で、G'zOneシリーズ初の二つ折り端末となる。

G'zOne TYPE-Rは、常温で真水、かつ静水の水深1mの水槽に沈めた状態で30分たっても浸水しない、JIS保護等級“7”相当の耐水性能を持っている。本田氏によれば、耐水性を備えた二つ折り形状を実現するための大きなハードルは、可動部(ヒンジ)からの浸水の問題だという。G'zOne TYPE-Rではその問題を克服するために、ヒンジ部自体は耐水構造にせず、液晶画面部とボタン部に耐水性を持たせる(ヒンジ部から進入した水を液晶画面部/ボタン部に流れ込ませない)構造が採用された。また、ヒンジ部以外にも、スピーカー/受話口/マイク部に浸水を防ぐためにメタルメッシュと高分子フィルターが用いられているなど、工夫が施されている。

G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R
JIS保護等級“7”相当の耐水性能を持っている
G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R
スピーカーや受話口は、水の浸入を防ぐための高分子フィルターを採用している

一方、耐衝撃性能としては数値的な目安は公表されていないが、従来機種よりも高く日常生活のハードな使用にも耐えうるという根拠として、使用した素材や構造的工夫などが紹介された。一例を挙げると、液晶画面部の本体には垂直落下時の歪曲を防ぐためマグネシウム合金素材が、背面に配置された円形のサブ液晶ディスプレーの周囲にはウレタン素材のベゼルが、そして全体に強化プラスチックが用いられている。衝撃によるバッテリーの脱落を防ぐため、バッテリーロックを外す際には硬貨などを利用して開ける“丸型埋め込み式”のロックが採用されている。また、液晶画面の上にあたる側面には、垂直落下時の衝撃を緩和するダンパーが取り付けられ、専用の六角レンチを使えば、形状が異なる3種類(ラウンドトップ・プロテクター/スクエアトップ・プロテクター/ハンマーヘッド・プロテクター)を取り替えられる(いずれも付属)。

G'zOne TYPE-R
ヒンジ部
G'zOne TYPE-R
丸型ベゼルはG'zOne共通のモチーフ。ダンパーは付属の専用六角レンチで取り替え可能
G'zOne TYPE-R
バッテリーロックを外す際には、硬貨などを利用して開ける
G'zOne TYPE-R
キーのバックライトは本体カラーごとに異なる

メインディスプレーはQVGA(240×320ドット)の表示に対応した2.2インチTFT液晶パネルを採用する。カメラは有効128万画素のCMOSセンサーを搭載し、最大1280ドット×960ドットの撮影が可能。夜景やスポーツシーンなど9種類のシーンを綺麗に撮影できる“ベストショット”機能を備える。メモリカードスロットは備えていない。そのほか、“EZweb”関連サービスとして“EZアプリ(BREW)”“EZ「着うた」”“EZナビウォーク”、そのほかバーコード読み取りなどに対応する。

電子コンパスも内蔵しており、端末を閉じたままでもサブ液晶ディスプレーに端末が向いている方位を表示できる。GPSを利用した位置情報ナビゲーションのEZナビウォークで地図を表示する際には、電子コンパスと連動して、端末が向いている方向(ユーザーが向いている方向)が画面の上方向にくるように地図を自動的に回転させることも可能。

G'zOne TYPE-R
サブディスプレーに表示される時計のデザインは、アナログやデジタル時計など4種類
G'zOne TYPE-R
端末を閉じたままでも、電子コンパスやストップウオッチなどを利用できる

今週発表された新サービス/新機能については、家族などの居場所を自動的に知らせるGPS関連機能“安心ナビ”、500KBのファイルのメール添付に対応する。そのほか、端末の操作中にメールが届いた際に操作を中断せずにメールを受信する“Eメールバックグラウンド受信”にも対応している。

G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R
G'zOne TYPE-R
端末のコンセプトにあわせて、アイコンメニューは4種類搭載
G'zOne TYPE-R
フォントのサイズは5段階で、大きく見やすい“でか文字”フォントも搭載する
G'zOne TYPE-R
大きい文字とシンプルなメニューの“スマートモード”も用意する
G'zOne TYPE-R
0キーは“ホットキー”という位置づけで、長押しすることで予め設定した特定の番号に電話をかけたり、80dBのブザーを鳴らしたりできる

なおKDDIによれば、耐水・耐衝撃性の確保、デザイン、携帯電話としての機能のすべてを実現するために、今シーズンの新製品(G'zOne TYPE-R)は、CDMA 1X方式を採用したとのこと。“CDMA 1X WIN”に対応する同シリーズの機種の製品化については、検討中という。

ディスプレー
メイン:約2.2インチTFT液晶ディスプレー(240×320ドット、6万5536色表示)
最大表示文字数361字(19文字×19行)
サブ:約1.0インチモノクロSTN液晶ディスプレー(100×100ドット)
カメラ
有効128万画素CMOSセンサー
入力機能
ATOK for au+AI推測変換『APOT』
連続通話時間
約190分
連続待受時間
約270時間(本体を閉じた状態)
本体サイズ/重さ
幅52×奥行き28×高さ104mm/約143g
対応する主なEZweb関連サービス
EZムービー、ムービーメール、EZ「着うた」、EZナビウォーク、EZアプリ(BREW)
本体カラー
グリーンフラッグ、レッドゾーン、ブラックマーク
発売時期
7月下旬
価格
オープンプライス(編集部予想実売価格は1万5000円前後)

(島 徹)




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