キネツモ24

“ステーション文庫新人賞”が決定! ――ボーダフォンで無料配信


2005年07月28日

携帯電話向けコンテンツ企画開発の(株)イートレックジャパンは27日、“ステーション文庫新人賞”の受賞作品を発表した。ステーション文庫新人賞は“ケータイ小説の新たな可能性を開拓する、オリジナリティにあふれ、優れた物語性を持った創作作品を選出する”ということを目的に、携帯電話向けの小説コンテンツを広く一般から募集して、優秀作品を選出するという試み。ボーダフォン(株)も協賛している。


26日にボーダフォンの関西事業所会議室で行なわた最終選考会の様子。選考委員は、左手前より時計回りに、作家の葉山郁生氏、有栖川有栖氏、眉村 卓氏、真弓 創氏、藤野恵美氏、近藤史恵氏

作品の募集は5〜6月にかけて行なわれ、期間中に157本が寄せられた。同賞の応募要項には「ワープロ原稿で、300字以上380字以下の配信ブロックを21つ」という特殊な条件があったは、これはボーダフォンの“ステーション”サービス(※1)を使って物語を少しずつ配信する、一種の連載小説のような仕掛けのため。ボーダフォンの広報部によれば「続きを読みたくなるような作品にするのが腕の見せ所」だったのだという。

※1 ステーションは、PDC端末限定のエリア別情報配信サービス。コンテンツプロバイダーが提供する、ニュースや天気などステーション向けの各情報配信サービスに登録すると、携帯電話に自動的に情報が送られてくる

最終選考会は、ボーダフォンの関西事業所会議室で26日に行なわれた。作家の有栖川有栖氏、葉山郁生氏、眉村 卓氏ら審査員によって大賞に選ばれたのは、以下の2作品。

題名
シンデレラ・リッチ
氏名
福井 雅さん
住所
大阪府吹田市
あらすじ
大学生の俺たちは、ピストルを持った黒ずくめの男にラーメン屋の地下室に閉じ込めらてしまう。逃げだそうとする俺たちに、オヤジが必死の形相で20万円を手渡して「今日の深夜までに使い切ってくれ!!」と頼み込む。俺たち3人は、20万円を使い切るために夜の街を奔走する。
題名
握ってしまった運命
氏名
愛徳さん
住所
長崎県長崎市
あらすじ
深夜のコンビニでバイト中の俺は、妖精を発見してしまった。妖精の姿は、小汚いおっさんだった。人間に見つかった妖精は、7日以内にその人間の命を奪わなければ、消滅してしまうという。そんな妖精界の掟を聞き、俺は困惑する。7日間、自分の命を狙う妖精と一緒に過ごすことを約束するが……。

この2作品は、ボーダフォンの“ステーション”サービスでイートレックジャパンが運営している“Charara★文庫”を通じ、シンデレラ・リッチは8月15日〜21日、握ってしまった運命は8月8日〜14日まで無料で配信される。Charara★文庫は関西/北陸/四国/中国/九州/沖縄エリア限定のサービスだが、8月22日には、インターネットに対応した全キャリアの携帯電話、パソコンからアクセス可能な専用ウェブサイトで受賞作が公開される。

Charara★文庫へのアクセス

ボーダフォンライブ! →ステーション番組表(関西)→Charara★文庫

※関西/北陸/四国/中国/九州/沖縄エリアに限る


(編集部 伊藤咲子)




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