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KDDI、燃料電池搭載の携帯電話を試作──『A5509T』『W32H』をベースに

Printable Version 2005年09月26日

KDDI(株)は26日、(株)東芝、(株)日立製作所と共同で、燃料電池内蔵の携帯電話を試作したと発表した。東芝は『A5509T』、日立製作所は『W32H』をベースとしたもので、どちらも基本的に充電池部分を燃料電池に置き換えている。

『A5509T」をベースとした燃料電池内蔵の携帯電話は、内部リチウムイオン電池とのハイブリッド方式で携帯電話に電源供給できる方式を採用。高濃度メタノールを使い、1回の燃料充填で従来の約2.5倍の電池容量を達成したという。

『W32H』をベースとした燃料電池内蔵の携帯電話は、通常の『W32H』と同じ大きさに収めるように燃料電池部分を小型化。内部リチウムイオン電池とハイブリッド方式で携帯電話の電源を供給し、電池残量(燃料)不足の場合にも、小型カートリッジから燃料を手軽に充填できることが特徴だとしている。

主なスペックは、『A5509T』ベースのものが、幅約50×奥行き約40×高さ約98mm、重さは約160g。燃料はメタノールで濃度は99.5%のものを使用し、内部容量は7cc。出力は300mW。

『W32H』をベースとした試作品のサイズは幅約50×奥行き約25×高さ約98mm、重さは約150g。燃料はメタノール水溶液で濃度は60%以下、容量は3cc、出力は300mW。

KDDIでは今年度末までに試作機の評価や性能の拡充を進め、燃料電池の実用化を目指す。これらの試作機は10月4日から開催する“CEATEC JAPAN”に展示予定。

(永島和夫)




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