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【徹底調査Vol.1】主要地下街の電波測定マップ「東京編」

Printable Version 2001年09月10日

整備の遅れている地下街の電波状況

いまやケータイの契約数は7000万加入。そのうち携帯電話とPHSの割合は、ほぼ9対1と圧倒的に携帯電話が多い。
ところが、都心部ではちょっとした移動でも地下を利用した方が便利だし、天候を問わないので、有名な待ち合わせ場所も地下に多い。地下といえばPHSが有利なのだが、携帯電話が利用できるよう整備も進んできた。
東京の場合、地下鉄のホームや改札付近は、1998年10月に営団丸の内線・新宿三丁目駅が通話可能になったのを皮切りに、現在までに110駅が利用可能となっている。しかし、都内の広大な地下街では、まだまだ通話エリアは一部に限られる。
理由は、基地局設置に大きなコストがかかるため。狭い範囲をカバーするものでも数千万円、ターミナル駅の長い通路などでは数億円の費用と約25平方メートルもの蓄電池設備を要する。そのため、各キャリアは共同で基地局設置を進めているが、それでも新宿や大手町など、地下街が古くから発展していた地区ほど整備が遅れている。
そこで、携帯24編集部では、小学館・週刊ポスト編集部と共同で都内の代表的な6つの地下街にて4キャリアの通話エリアを徹底調査した。

調査方法

調査は、同じ条件にするために4キャリアの携帯電話を同時に持ち、地下街をくまなく歩きながら電波状態を示すアンテナ表示を比較する方法で実施した。電波状態が少しでも乱れれば端末の電源を再投入して基地局を捉えなおすなど、最大限詳細に調査した。
調査に使用したキャリアと方式は、NTTドコモ800MHz PDC、同 1.5GHz PDC、J-フォン1.5GHz PDC、au 800MHz cdmaOne、ツーカー1.5GHz PDCの4キャリア5方式。今回調査した範囲では、NTTドコモの両方式でエリアの差異は見られなかったので、「NTTドコモ」として地図を塗り分けた。
別掲地図は、電波状態で『圏外』が赤、『アンテナ表示0〜2本』が黄色、『アンテナ表示3本』が緑で塗り分けていった。4キャリアとも差のない地区では1枚の地図で、キャリアによって電波状態が異なる地区では、キャリアごとに地図を分けた。
実際の測定は2001年8月中に順次実施した。電波の入らなかった地下街でも基地局設置の準備は進められているようで、その後状況が改善される場合も考えられる。当編集部では今後も定期的に調査を実施する予定である。

なお、本調査結果は9月10日発売の小学館『週刊ポスト』にも詳細に掲載している。こちらも参考にしていただきたい。

(携帯24編集部/小学館・週刊ポスト編集部)


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