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ボーダフォン、PDC方式の携帯電話夏モデルを発表――光学ズーム、FMラジオ、テレビ搭載機種など5機種


2004年5月11日

ボーダフォン(株)は10日、6月下旬以降に順次発売される現在開発中の携帯電話5機種を発表した。ラインナップはシャープ(株)製造の『V602SH』、(株)東芝製造の『V601T』、三菱電機(株)製造の『V401D』、三洋電気(株)製造の『V401SA』、シャープ(株)製造の『V402SH』で、いずれもPDC方式となっている。

左からV401D、V401SA、V402SH、V601T、V602SH
左からV401D、V401SA、V402SH、V601T、V602SH

特徴と発売予定時期は以下のとおり。

V602SH
光学2倍ズームレンズ搭載有効202万画素カメラ/180度回転ボディ 6月下旬以降発売予定
V601T
有効130万画素カメラ/フロントスピーカー/二つ折りデザイン 7月中旬以降発売予定
V401D
記録200万画素カメラ/タッチパッド/二つ折りデザイン 6月下旬以降発売予定
V401SA
有効130万画素カメラ/FMラジオチューナー内蔵/スライドボディ 7月中旬以降発売予定
V402SH
有効130万画素カメラ/地上アナログTVチューナー内蔵/180度回転ボディ 7月下旬以降発売予定

今回発表された機種は、現在はまだ販売に向けて準備を行なっている段階で、価格などは明らかにされていない。発表された仕様についても、発売までに変更される可能性もある。また、これらは、5月11日から東京・有明の東京ビッグサイトで開催される“ビジネスシヨウ TOKYO 2004”に展示されている。



光学2倍ズームカメラ搭載のV602SH

V602SHは、有効画素数202万画素のCCDカメラに、光学2倍ズームレンズを組み合わせたモデル。ボーダフォンによれば、光学ズームを搭載した携帯電話は世界初だという。光学ズームとデジタルズームを組み合わせれば、最大で40倍の拡大が可能。オートフォーカスにも対応する。

V602SH
左から“セラミックホワイト”“ジェイドブルー”“ルビーレッド”

本体は二つ折りタイプで、さらに“Swivel Style(スウィーベルスタイル)”と同社が呼ぶデザインによって、液晶パネル部が背面側に180度回転可能。液晶パネル部を反転した状態でボディをたためば、メインディスプレーで画像を確認しながらカメラ撮影ができる。なおV602SHは、携帯電話事業者自身のアイデアを“スタイル”として市場に提案するボーダフォンの取り組みによって商品化された新機種だという。

動画撮影時にカメラに映し出された顔に帽子やネクタイのイラストなどを付加できる“ムービー変装”機能を搭載し、“着うた”や、携帯電話でカラオケができる新サービス“ケータイカラオケV-Kara”にも対応する。V-Karaは、携帯電話で楽曲ファイルを再生すると、画面に静止画と歌詞が表示され、曲によってはバイブレーションでリズムがとれるカラオケ機能。V-karaを利用するには、プレーヤーとなる専用Vアプリ(Javaアプリケーション)と、専用サイトが配信する楽曲ファイルが必要。またV602SHやV601Tに付属するケーブルでTVに接続すれば、携帯電話をマイク代わりにして、TVのスピーカーから自分の声を出すこともできる。楽曲は(株)タイトーなど主に着メロのコンテンツプロバイダーから提供される。そのほか、機能やサービスの詳細は、端末の最終的な仕様発表時に公開される予定。

そのほか、高速グラフィックアクセラレーターのT4Gチップおよび3DポリゴンエンジンのMascot Capsule Ver.4を搭載し、Javaアプリケーションの“256K アプリ Ver.2”に対応する。

ディスプレーは2.4インチの液晶パネル(240×320ドット/最大26万色表示)で、内蔵カメラは有効画素数202万画素のCCDセンサータイプ。40倍のデジタルズーム時は120×160ドットとなる。外部記録メディアはSDメモリカードに対応。本体サイズは幅約50×奥行き24.9×高さ98.5mm、重さは約132g。連続通話時間は約130分、折りたたみ時の連続待ち受け時間は約400時間。本体のカラーは“セラミックホワイト”“ジェイドブルー”“ルビーレッド”の3色。





直径20mmスピーカー搭載でV-Kara対応のV601T

V601Tは、フロントに直径20mmの大きさのスピーカーを搭載し、着うたやV-Karaなどの音楽コンテンツを高音質で再生できるのが特徴。

V601T
左から“オレンジ”“ネイビーブラック”“ホワイト”(いずれも色名称は仮称)

高速グラフィックアクセラレーターのT4Gチップおよび3DポリゴンエンジンのMascot Capsule Ver.4を搭載し、Javaアプリケーションの“256K アプリ Ver.2”に対応する。付属ケーブルを使ってTV接続をすることで、テレビ画面でJavaゲームの一部タイトルを、TVの画面でプレイすることも可能。

メインディスプレーは2.2インチのスーパーファインポリシリコンTFT液晶(320×240ドット/最大26万色表示)で、内蔵カメラは有効画素数130万画素のCMOSセンサータイプ。動画撮影については、ムービー変装機能を搭載するほか、最大QVGAサイズで毎秒15フレームの高画質動画撮影が可能。外部記録メディアは、SDメモリーカードに対応する。

本体サイズは幅約49×奥行き24×高さ94mm、重さは約119g。連続通話時間は約120分、折りたたみ時の連続待ち受け時間は約330時間。本体のカラーはオレンジ、ホワイト、ネイビーブラックだが、カラーの名称はまだ正式決定していない。





指でなぞるコントロールパッド装備のV401D

V401Dは、指でなぞって操作するポインティングデバイス“コントロールパッド”を搭載するのが特徴。コントロールパッドは、本体の側面に搭載され、上下になぞるだけでスクロールキーの役目を果たす。メールやウェブページの閲覧だけでなく、メニュー選択時にも使える。さらに“ジャンプタッチ”機能によって、なぞり方を記憶させれば、なぞり方で使いたい機能(10種類まで)を呼び出すことも可能。

V401D
左から“サイバーグリーン”“メタルシルバー”“サムライレッド”

カメラは記録画素数200万画素のスーパーCCDハニカムセンサー搭載で、使用しないときはレンズを保護するマルチレンズカバーを装備し、カバーを開けると自動的にカメラが起動する。動画撮影にも対応している。

メインディスプレーは2.2インチのQVGA解像度に対応するTFT液晶パネル(240×320ドット・最大26万色)、サブディスプレーは1.3インチのTFT液晶パネル(120×160ドット)を採用する。サブディスプレーでは、本体を閉じたままで、メールの本文が読める。

本体サイズは幅約50×奥行き24×高さ103mm、重さは約115g。連続通話時間は約130分、折りたたみ時の連続待ち受け時間は約400時間。本体のカラーは“サイバーグリーン”“サムライレッド”“メタルシルバー”の3色。





FMチューナー搭載のV401SA

V401SAはFMチューナーを内蔵し、76〜90MHzまでFMラジオ放送と、1〜3chのテレビ放送の音声が受信できる。パケット通信には対応していない。二つ折り式ではなく、携帯電話の上部をスライドさせるデザインで、数字キーを使用しないクローズ時の厚さは約20mm。

V401SA
左から“クラブカーキー”“スプレーホワイト”“トリックオレンジ”

ディスプレーは2.4インチのTFT液晶パネル(240×320ドット/最大6万5536色表示)で、内蔵カメラは有効画素数130万画素のCMOSセンサータイプ。

本体サイズは幅約49×奥行き20×高さ108mm、重さは約113g。連続通話時間は約120分、クローズ時の連続待ち受け時間は約350時間。本体のカラーは“クラブカーキー”“スプレーホワイト”“トリックオレンジ”の3色を予定している。





地上アナログTVチューナー搭載のV402SH

V402SHは、地上アナログテレビ放送を受信可能なチューナーを搭載し、外出中でもテレビの視聴ができる。また、FMラジオ放送の音声受信も可能。

“フローズンピンク”
“フローズンピンク”

同時発表されたV602SHと同じく、液晶部分を180度回転させるSwivel Styleデザインを採用する。そのため、本体を閉じて画面を横長に構えた状態で、テレビの視聴が可能。

メインディスプレーは2.2インチの液晶(240×320ドット/最大26万色表示)で、内蔵カメラは有効画素数130万画素のCCDセンサータイプ。本体サイズは幅約50×奥行き26.5×高さ98mm、重さは約129g。連続通話時間は約130分、折りたたみ時の連続待ち受け時間は約400時間。本体のカラーは“フローズンピンク”“プリズムベージュ”“シャーベットブルー”の3色が予定されている。



(永島和夫)




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