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【流行調査】キラキラが好き!若い女性に人気の“デコ電“を追う!

Printable Version 2004年07月05日

今、ちまたの女性たちの間で流行を見せている携帯電話デコレーション、通称“デコ電”をご存知だろうか? 初耳というのであれば、あなたは日本の携帯電話事情にちょっと遅れているかもしれない。というワケで、数回にわたって携帯電話デコレーションの現状を紹介していく。第1回目の今回は、女性たちの持つ携帯電話に対するファッション感を探るべく、人気のカリスマデザイナーとネイルサロンオーナーへのインタビューを試みた。

シール貼りやペイント系など一部のマニアの間で行なわれていた携帯電話のカスタマイズやデコレーションだが、今どきの女の子たちが目をつけたのは、キラキラのラインストーンだ。ラインストーンとは、クリスタルガラスをダイアモンドカットしたビーズ素材でファッション・ジュエリーや洋服の飾りとして使われている。

イメージカット


カリスマ・ファッションプロデューサーはポケベル時代からのデコレーション歴!

「もともとラインストーンが大好き」と話すのは、カジュアルファッションブランド“RICH”のプロデューサー小柳リサさんである。現在、ファッション誌『ViVi』(講談社)、『JJ』(光文社)などにカリスマデザイナーとして数多く登場する小柳さんの手がけるオリジナルブランドの洋服やファッション小物類は、歌手の浜崎あゆみさんが着用するなど話題性も高く、若い女の子たちから人気を集めている。

小柳さんが、以前のモデル業から一変してファッションプロデューサーとして現在のビジネスを立ち上げたのは3年前。2003年度(2003年4月〜2004年3月)の決算では、売上が6億円以上、そのうち45%が総利益といった稼ぎを生み出している。こうしたビジネス手腕を評価され、最近ではアメリカのビジネス誌『Forbes(フォーブス)』(Forbes Magazine)でも大きく取り上げられている。

彼女の携帯電話デコレーション歴は、ファッション誌モデルとして活躍していた8〜9年前に遡り、「当時のポケベルに始まって、今まで使用してきた携帯電話はすべてラインストーンでデコレーションしてきました」という。新機種が出るごとに買い換えるため、今までのデコレーション台数は、すでに覚えていないという程である。

小柳リサさん
ポケベル時代からラインストーンによるデコレーションを手がけていたという、ファッションブランド“リッチ”プロデューサー小柳リサさん
小柳さんの携帯電話
以前は表面いっぱいに付けていたが、今はシンプルで一箇所にインパクトのある感じが気に入っているという。ストラップにはイニシャルのキーホルダーを付けている。イニシャルものは今の流行だそうだ

「今でこそピンク色が使われたり、かわいらしい絵がプリントされていたりと携帯電話のデザインも豊富になってきましたが、当時(8〜9年前の本体のカラー)はブラックとシルバーだけで、バックの中でそれだけが浮いてしまう存在でした。また、友人同士で同じ機種を持っていることが多く、何かしら自分らしさを出したくて始めたんです」というのが、携帯デコレーションを始めたきっかけである。現在は「モデル、アパレル関係者など仕事仲間や友人たちは皆、誰もがデコレーションした携帯を持っています。友達同士で誰かの家に集まった時など、携帯電話をその辺に置きっぱなしにしていても誰のものかすぐわかっちゃう」のだとか。

小柳さんが使用するのは、オーストリアのスワロフスキー(Swarovski)社製のラインストーンである。スワロフスキーのクリスタルは、その精密なカットと輝き、品質の高さからクリスタルジュエリーストーンの最高峰と呼ばれている。世界的にも人気が高く、ヴェルサイユ宮殿のシャンデリアにも使われている。

小柳さんは、その輝きを損ねないために、デコレーションする時の接着剤には気を使うのだそうだ。瞬間接着剤を使ってせっかくの輝きを失わせてしまった過去の経験から、ガラス専用で速乾性のあるグルー(接着剤)を使用するという。「ただ、(キャリアの)携帯電話の保証が効かなくなるので、自分でやるには覚悟を決めて慎重にやらないと駄目ですね」と話す。

女性のファッションと携帯電話との関係について小柳さんは「私自身は、携帯電話も、電話をかけるために耳に寄せる手元もアクセサリーそのものだと感じています。手にするアイテムをおしゃれに自分らしく使いたいと思っている女性は多いはず。また、女性は、きれいになりたい、こうなりたい、これが欲しいという気持ちに対して積極的で、足りないものに妥協しないのではないでしょうか」と分析する。ラインストーン携帯の流行については、「ネイルアートに使われるようになってきて、手元のおしゃれをトータルに考えた時に、それが携帯電話にも流れていったのではないでしょうか。キラキラはいつの時代も女の子の必須アイテム。今年だからという期限付きの流行ではなく、もはやラインストーンはなくてはならないものとなっているのも確かで、女性の持つあらゆるアイテムに使われるのは自然の流れです。また、最近のセレブブームも伴って、スワロフスキーなど高級感のある素材は人気が高くなっているのだと思います」

手元と携帯電話
リサさんにとって、手元も携帯電話もアクセサリーそのものだという
ネイルサロン
海外からの商談でロサンゼルスに立つ直前の忙しい時間をぬって、行き付けのネイルサロンを紹介してくれた

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