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【特別企画】ソフトバンク、“0円づくし”ゴールドプランの実像とは――新プランを読み解く

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MNP(Mobile Number Portability:携帯番号ポータビリティ)の施行から2週間あまり。この間、よくも悪くも話題を独占してきたのは、ソフトバンクモバイル(株)だ。MNP施行前夜に突然発表された“5つの予想外”に始まり、同社が連日のように宣伝してきた“0円”をうたう新料金プランの数々。発表が一段落したかに見える今、現状を整理したので、同社への乗り換え/同社からの乗り換えを考えている方はチェックしてみてほしい。MNPを利用するかしないか、最大の検討材料である“料金”について、ここできっちりと理解できるはずだ。

“通話料・メール0円”はホント?

0円プラカード
通話料・メール代0円のプラカードを掲げるソフトバンクモバイルの孫正義氏(10月23日の発表会にて撮影)

ソフトバンクの新料金プランは、“オレンジプラン”“ブループラン”“ゴールドプラン”の3種類だ。このうちオレンジプランとブループランは、それぞれKDDI(株)、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの料金体系をそっくり模倣し、そこから基本料金を税込みで210円引いたもの。他社が料金値下げなどのプラン改訂を行なった場合には、24時間以内に対抗して値下げし、210円安の水準は崩さないとも発表している。インターネット接続サービスや紙での請求書発行など、オプションの選び方次第では、この210円の差はなくなるが、基本的には他社と同程度の料金で利用できることになるわけだ。

オレンジプランとブループラン
他社キャリアーの料金プランを包括し、そこから210円(税込)割引する“オレンジプラン”と“ブループラン”
ゴールドプラン
通話料・メール代無料をうたう“予想外割”こと“ゴールドプラン”

そして、新料金体系の肝となるのが、通話料・メール0円をうたう3G専用のプラン、ゴールドプランだ。同プランの月額基本料金は9600円。これだけ見ると高く感じるが、2007年1月15日までに同プランに加入した契約者は、2880円という格安の月額基本料で利用し続けることが可能になる。これは、ゴールドプランに適用される継続割引(加入年数が長くなるほど、割引率がアップするオプション)である“継続割引(単身者向け)”、“家族割”の11年目以降と同じ割引率(70%)がすぐ適用されるというもの。ソフトバンクが謳う“基本料金70%引き”とは、これを意味している。

また、ゴールドプランでは、ソフトバンク間の通話料が無料となる。ただし、21時から翌0時台の通話時間に制限があるので注意が必要だ。この時間帯に、同社の携帯電話への請求月内の累計通話時間が200分(3時間20分)を超えると、超過分は30秒あたり21円と有料になってしまう。200分と聞くと長く感じるかもしれないが、1日あたり約6分半の計算になる。夜に長電話したい人ならすぐに使い切ってしまうだろう。

発表当初、「高い」「複雑でわかりづらい」と批判されていた他社の携帯電話、PHS、固定電話などへの通話料は、NTTドコモの“タイプSS”やauの“プランSS”と同じように曜日や時間を問わず、30秒あたり21円と統一された。高いのは相変わらずだが、わかりやすくはなったといえる。ちなみに、ゴールドプランでは他社携帯電話や固定電話への“無料通話分”は存在しない。

各社ごとの通話料(30秒あたり)の違い
固定電話への発信 携帯電話への発信
NTTドコモ 7.785円(タイプLL)〜21円(タイプSS)
au 7.785円(プランLL(※1))〜21円(プランSS)
ソフトバンク 21円
ウィルコム(PHS)(※2) 10.5円 12.125円
※1 1分15.75円を30秒換算にしたもの

※2 通話料はウィルコム定額プランのもの

通話料と共に無料とうたわれているメールの送受信料金も、ソフトバンク間のみに適用され、他社の携帯電話やパソコンとのメール送受信に関しては、従来通りの料金がかかる。これも小出しに改訂されて情報が錯綜していたが、MMS(S!メール)とSMSのどちらも無料になることで落ち着いた。MMSに関しては、電話番号を宛先としたメールだけでなく、“〜@softbank.ne.jp”もしくは“〜@x.vodafone.ne.jp”宛のメールも無料で利用できる(関連記事)。もちろん、写メールやムービー写メールなどの添付ファイル付きメールに関しても同様に無料だ。


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